想定外の大雪に伴う停電や、国道での車の立ち往生など不穏な事案が相次いだ12月…
電気が途絶えた場合の「防寒対策」の大切を強く感じました。
真冬に暖房器具が使えなくなった場合は、ひとまずとにかく着込んで寒さを凌ぐしかない…
「通常のヒートテックの約2.25倍の暖かさ」「極寒の時に。」「ヒートテックの中で一番暖かい」と打ち出されていた、「超極暖(ヒートテックウルトラウォーム)」なる商品。
グレーのMサイズを買って、就寝時に着込んでいます。これに羽毛布団をかければ、仮に停電で暖房が使えなくなっても2、3日はしのげそう。
ただ、この商品を購入する際に、ちょっと引っかかることがあって。
店舗で超極暖を見つけて、「これだぁ!」と思って手に取ったら、定価が税込み2,990円。
特別な素材で付加価値があるとはいえ、インナー1枚に3千円弱はちょっと高いかも…と、しばし逡巡。
暖かさが普通のヒートテックの2.25倍なら、価格も2.25倍で妥当なのか…。迷ったけれど、万が一の停電時に寒さに震えることを思えば必要な投資じゃろ、と心を決めて自動レジへ。
しかし、そこで表示された価格は「税込1,990円」。あれ? 表示されている価格より千円も安い!
どうやら私が店舗のポップを見落としていたようで、「期間限定価格」なるものが適用されていたみたい。
2,990円→1,990円と、率にしてなんと3.5割引き。
想定外の値引きに嬉しさを感じる反面、これって、もし自分が「期間限定価格」の適用外の時期に買っていたら、すごーく損した気分になるのでは??とモヤモヤした気分が残ったのです。
ユニクロのアプリでこまめにセールの情報をチェックすればいいのかも知れないけれど、人生はユニクロのセールを中心に回っている訳じゃないからね。たまたまヒートテックを買おうと思った時にセールなら「千円引きでラッキー」で済んだけど、もし期間限定価格になる数日前に定価で買っていて、その後またユニクロに行った時に1,000円引きになっているのを発見したら…。6時間は悔しい思いを引きずると思うの。
値引きは嬉しいけれど、私はかねてより「頻繁にセールをする店」が苦手です。
「この前、定価で買ったアレが『特別価格』で安くなっていたら悔しいなあ…」という気分を抱えてユニクロに行くのが、ちょっと怖かったりする、小心者でございます。
ともあれ「超極暖」は肌触りも良くて暖かさも抜群、買って良かった良品です。
まだ試していない寒がりさんがいたら、ぜひ一度着用して雪かきをしてみてほしい。
これで「いつ買っても1,990円」なら、安心できるのだけれどもね。
ブランドの販売戦略だろうから、仕方ないよね。
そんな、大晦日イブ。