収納しないブログ

持ち物を減らして収納術不要の暮らしを目指しています

ちゃんと「NO」を伝えるスキル。

持ち物を減らして身軽な暮らしを志向しながらも、快適に人生を過ごすための「知恵」は積極的に増やしていきたいと思っています。

おこんばんは、収納しない系お片付けブロガーの優多(ゆた)です。

なんのことかっていうと、限りある資源を有効に使うためには「取捨選択」が必要だよ、っていう話です。

人間関係が広がり、職場でも家庭でも役割が増える30代。

1日24時間、1年365日の限られた時間の中で、「本当にやりたいこと」に挑戦して、「本当に欲しいもの」を手に入れていくためには、「あんまりやりたくないこと」や「たいして欲しくもないもの」をきちんと見極めて、大事な物事に時間という資源を集中投下することが欠かせません。

物事を取捨選択するってことはつまり、不要と判断したものは潔く「手放す」こと。

「お片付け」のセオリーと全く一緒ですね。

多忙な30代。

PTAや地域行事、職場の組合活動、目的がよくわからない飲み会、同じく目的がよくわからない会議、などなど。「あれをやってくれないか」「これもやってくれないか」といった頼まれごとは、次から次へと降ってくる。

そんなとき、取捨選択せずに「わかりました」と全て引き受けていたら、本当にやりたいことに当てる時間がどんどん削られてしまうから。

ちゃんと「NO」を伝えるスキルを、できるだけ若いうちに身に付けておくことが大事だなと、37歳になった今、しみじみと感じています。

 

ちゃんと「NO」を伝える、ということは、頼み事をしてきた相手に対して曖昧な言い回しで返事を誤魔化すのではなく、かといって喧嘩腰になるのではなく、そして必要以上に腰を低くするのでもなく、あくまで対等に、明朗快活に「断る」スキルを持つということ。

 

卑近な例ですが、

私も最近、会社関係で一つ「頼まれごと」を断りました。

私がいま、注力したいのは本業の仕事。その「頼まれごと」を引き受けてしまうと、本業に集中して取り組む時間がどうしても減ってしまいます。

私に「頼み事」を持ってきた方は、断られることを想定していなかったのか、少し驚いた顔をしていました。誰かからの「頼まれごと」を断るのは、ちょっと勇気がいります。でも、モヤモヤした思いを抱えながら引き受けるより、はっきりと「NO」を伝えた方が、あとのことを考えればずっとラクです。

 

「NO」を伝えることで、誰かをがっかりさせてしまったり、マイナスの感情を持たれたりすることもあると思います。

でも、わたしたちがフォーカスするべきは、自分自身の判断と欲求。

「誰かを傷つけないこと」や「誰かに好かれること」よりも、限りある自分の時間を守ることは大事なときだって、あるはず。

「断る」と決めたら、毅然と穏やかに、ちゃんと「NO」を伝えましょう。

 

ちゃんと「NO」を伝えるー。

できればもっと早く、身に付けておきたかったスキルです。