行きつけのジュンク堂書店の棚(なぜか料理本コーナーの隣)でめっちゃ主張してた、なんとも素敵なこの本を紹介させてください〜。
「筋トレの売人」で有名なTestosterone(テストステロン)さんの著書
「ストレスゼロの生き方」(きずな出版)
副題は「心が軽くなる100の習慣」。
ストレスをなくす(減らす)のに役立つ100個のヒントが紹介されています。
備忘録を兼ねて、掲載されている「100の習慣」のうち、個人的に最も心に響いた5項目を選んでみました。※カッコ内は掲載ページ。
①心配を、やめる(p.27)
起こるかどうかもわからない未来の出来事にいまのあなたの心の平穏を荒らされるな。
…病気や事故、天災、仕事の失敗などなど。つい「悲観的」になりがちだけど、テストステロンさん曰く「未来がどうなるかなんて心配してる暇があったら、未来はこうするぞと希望を抱け。」そうだよね!
②他人に期待するのを、やめる(p.52)
他人に期待するということは、絶対に負けるとわかっているゲームに参加するということなのだ。
…「他人は期待する対象としては最悪の存在だ」。信じてもいいし好きになってもいいけれど、勝手に期待して勝手に失望するのはストレスが多大。過度な期待をやめるとストレスも激減するよね!
③自己犠牲の精神を、捨てる(p.96)
相手のために動くよりも、まずは自分が幸せになるために行動することが大事だ。
…最近、仕事関連で近しい人からの「頼み事」を断った事案があり、この言葉がタイムリーに印象に残りました。自己犠牲の精神を手放して、自分の幸せを第一優先に考えていいのだよってこと。
④不機嫌な相手から、逃げる(p.114)
もしも期限の悪い人間がそばにいたら、そっと距離をおいたり、できるだけコミュニケーションを取らないようにして離れよう。
…あらゆる不機嫌は伝播するので、距離を置こう!不機嫌な上司、不機嫌なご近所さん、不機嫌な友人、不機嫌な家族…。
⑤過小評価を、受け入れる(p.138)
相手の期待値が低いということは、相手の予想を上回る成果を簡単に出せるということだ。
…100の言葉のうち、一番目から鱗だったのが、この項目です。過小評価されたら、見下された気分になるし不快な気分になるけれど、著者が提唱するように「自分の実力以上の期待をされて、一所懸命やっても期待外れだと思われるよりも100倍良い」と考えることができれば、肩の力が抜けて気楽に物事に取り組めそう。
「マイベスト」の5項目をピックアップしましたが、他にもたくさんのストレスが激減する「名言」が詰まっているので、人間関係に疲れを感じている方にはぜひ手に取ってみてほしい1冊です。
黄色い帯に書かれた推薦文が秀逸。
ですが、如何せん表紙が派手だワ、という方は、件の黄色い帯を剥けばシンプル仕様に…▽
疲れた日は、寝る前にこの本を開いて、気になった2、3項目をさっと読んで、腹筋を20回くらいやって、気楽な精神状態で布団に入るのが良いと思う。
ストレス減らして楽しく生きるのが大事だよ、って優しく背中を押してくれる本です。
おすすめ!