形のあるモノを手放すよりも、目には見えない「形のないモノ」を手放すの方が、格段に難しい。
例えば「なんだかモヤっとする、他人からの一言」。
今日は外回りをしていて、一人ランチをしようと、カレーが有名なカフェ(路面店)に入りました。そのお店は、入ってすぐにレジがあります。先にレジで注文と会計を済ませてから席に案内される仕組み。
私の前には、3組ほど先客がおり、レジ待ちをしていました。
私も最後尾に並んだのですが、その途端にレジ裏の厨房から、店員さんがこちらに向かって大きな声を発しました。
「店の外の赤い線の前でお待ちください!」
おっしゃる意味がよく分からず、ポカンとしていたら、再び大声でピシャリと「店の外で待っていてください!」と・・・。びっくりして、言われるまま外に出ましたが、なんだかモヤモヤ。
コロナ対策で、レジ前に行列を作りたくなかったのかな?
それにしても、店に入るなり、そんなに大声で追い出さなくたって…。
今日は寒の戻りで、店外は冷たい風が吹いていた。
なんだか、なんだか、輪をかけて悲しい。
入口の手前の床には、よく見ると赤いテープが貼られていて、それが「ここで待て」の合図だったのだと思う。けど、けど…。言い方というものが、あるのではないの??
その後、注文したカレーは文句なしに美味しくて、これまでも娘を連れて何度か食べに行ったお気に入りのカフェだっただけに余計にショックで。
はい。
こんな小さな出来事が、トゲのように心に刺さって、
うすら一日、モヤモヤを抱えてしまっている私です。
「そんな日も、あるよね」と受け流していたいのに。
モヤッとな気持ちが、いつもよりも長引いてしまった。
ゆっくりお風呂に浸かって、早めに布団に入ろう。
タフな心が、欲しいなあ。
「形のないモノ」を手放すのと同じように、
「形のないモノ」(タフな心)を手に入れるのも、
簡単ではないのだなあ。
それでも明日はきっと、良い日になる!(と、暗示をかけてみる)。
そんな、金曜日。