納戸の棚、段ボール箱にしまっていた大量のヌイグルミ。
娘ふたりが赤ちゃんのころにお世話になった、愛着のある方々。
たくさん一緒にいたから、汚れもあるし傷みもある。
でも、だからこそ、簡単には捨てられない。
「もう使わない」、でも、可燃ごみとして捨てるなんてこと、どうしたってできない。
だけど、小さい家では収納スペースが限られているから、
こうした「思い出の品」を無限にしまっておくことは、できない。
気持ちよく手放す方法を探して、
今回「みんなのお焚き上げ」というサービスを初めて利用してみました。
ウェブで申し込むと、封筒がポストに届きます。
「お焚き上げシール」と、配達伝票が入っている。
お焚き上げを希望する品物を箱に入れて、
表面にお焚き上げシールと配達伝票を張って集荷に出せばOK。
提携する寺社でお焚き上げしてくれるサービス。
希望すれば、お焚き上げの写真や動画の撮影もしてくれるらしい。
料金はモノの大きさによって異なり、
ちなみに、私が申し込んだのは「ボックスサイズ100」。
縦横高さの合計100センチ以内で、重量10キロ以内、ぬいぐるみ数体が収まるサイズ。
供養料金、寺社への配送料金込みで「6600円(税込み)」でした。
お守りや写真など小さなモノを供養してくれる「レターサイズ」もあって、これは1650~3200円(税込み)と手ごろな価格。
ひな人形など大型の品を供養してくれる「人形供養パック」は2万5000円から。
この料金を高いと感じるか妥当と感じるかは人それぞれだけど、
わたしは「愛着のあるぬいぐるみ」を手放す時のコストとしては相応かなと感じました。
ぬいぐるみをはじめ、愛着のあるモノを「手放す」って、けっこう精神的な負担がかかる。こうした「気持ちよく手放すこと」を後押ししてくれるサービス、これからどんどん出てきそうだなと感じました。
ご参加までに「みんなのお焚き上げ」の公式サイトはこちら↓
興味ある方はぜひ。
ヌイグルミのほかにもお守り、ご朱印帳、愛着のあるアクセサリーなど多種多様なものを「お焚き上げ」してくれるみたいですよ。
「捨て方」「手放し方」の選択肢が広がりそうな、お焚き上げ。
捨てるのに罪悪感を持ってしまう人にはオススメのサービスかもしれません。