収納しないブログ

持ち物を減らして収納術不要の暮らしを目指す、ミニマル志向の30代。

スーツ2着を手放す。ウイルス禍で「仕事服選びの基準」が変化しつつある。

この冬、2着のスーツを手放しました。

私のクローゼットのなかで、仕事服の「土台」となって支えてくれていた2着です。

インナーを変えれば、真夏以外活用できるスーツで、3年以上着用していたお気に入り。そろそろ生地の擦れが目立ってきて、着用感も出てきたので「手放し時」だなと決意し、お別れしました。

ちなみに、私がスーツを好む理由については過去記事に詳しく書いています。

 

yuringo738.hatenablog.com

 

「仕事服の土台はスーツ」だったわけですから、2着手放したならば新しいものを選びに行かなければいけないところなのですが。しばらく「スーツはお休み」しようと考えています。なぜか。

 

上記にリンクを張ったブログ記事を書いたのは、昨年2月。わたしが住む地方都市では、まだ新型ウイルス感染症患者は発生しておらず、日常生活においては、ほぼ影響がなかったころです。

この時の、「仕事服」に関する、私の考え方は以下の通りでした。 

 

ファッション誌を眺めると最近の「お仕事コーデ」はもっぱら肩の力がちょびっと抜けた「オフィスカジュアル」が主流のようです。

が、私は断然「スーツ推し」

理由は簡単、少ない数で着回しできて、かつ「ちゃんとした感じ」に見えるから。

職場ではモテなくてもいい、好かれなくてもいい。信頼されたい。 

 

基本的に、いまも仕事服に最優先で求める要素は「信頼感を得られること」なのですが、長引くウイルス禍により、少しだけ仕事服選びの基準が変化してきています。

それは、きっと人との「距離感」が変化していることが、大きな要因。感染防止のために「ソーシャルディスタンス」が呼びかけられ、私が暮らす地方都市では首都圏への出張が激減。代替措置として、Zoomを活用したウェブ会議がかなり広まってきました。

「物理的な距離」が開く一方で、私たちは社会的な動物だから、仲間との「心理的な距離の近さ」を、それでも求めてしまうのではないでしょうか。言い換えるならば、「親近感」。

これまで、同じ場所に集まって、それなりに近い距離で会議をしていたころならば、ぱっと見たときに感じる素材の上質さや真新しさ、シャツの襟元や袖口が白く清潔に保たれているかどうかといった「ディテール」が、その人のイメージに大きな影響を与えていた。

でも、画面越しの会議では、そんな「ディテール」は、そんなに大事ではないのかもしれない。至近距離で会話することもなく、酒を酌み交わす懇親会もない。そんな物理的な距離を保った状態で、ほぼ初対面といえる人とよりよいコミュニケーションを図るためには、装いに「人となり」をにじませることが大事になってくる。

「なんとなく親近感がある」「その人の個性が感じられる」ことが、今までよりも求められてくるのかもしれない。

 

…そんな風に、「仕事服選びの基準」が変化しつつある昨今。職種的に「ジャケット着用は必」であるけれども、もっと「自分軸」で仕事服を選んでいっても、いいのかなと感じるようになっています。

なので、しばらく「新しいスーツ」は購入しない予定。現在は、単品のネイビーのブレザーと、同じくネイビーのノーカラージャケットを日替わりでコーディネートしています。ボトムスはキャメル、千鳥格子、黒のタイトスカートを日替わりで着用。

 

ウイルス禍はテレワークの浸透を後押しすることになりましたが、それに付随して「仕事服の在り方」も変化してきています。これからもきっと模索は続くし、私のクローゼットも変遷していくことと思います。

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先が見えないなかでも、やっぱり服を着る、装いを選ぶということは、生活の楽しみの一部でもある。これからは、他者に与える信頼感や親近感といった「ファッションに求める要素」を大切にしつつ、「自分らしさ」を仕事服に加えていくことに軸足を移していこうと思っています。