気温が下がってくると、本棚の整理をしたくなる習性があります。
片付けの鉄則は、「仕分ける項目を適切に設定すること」!
仕分け項目をは3つくらいが、ちょうどいいと思います。
今回、設定した項目は
①残す本(本棚に戻す)
②手放す本(売る、もしくは、処分)
③もう一度読んでから手放す本
ざっくざく判断、仕分けしていきます。
かつては小説や実用系も含めて毎月20~30冊、多い月は50冊くらい本を買っていたのだけど、
30代も半ばとなり「量より質」の読書をしたくなってきて。
今年は意識的に「スローリーディング」を実践しています。
↓
仕分けが終わったら、まず
①の「残す本」を、まとめて本棚に戻します。
次に、
③の「もう一度読んでから手放す本」を、
1冊ずつ、ざーーーっと見返して、
「気になる箇所があるページ」を、びりびり破っていきます。
この時、「後で売ろう」とか考えて躊躇しないこと。
「じっくり読みこまないこと」が大事です。
あくまで、ざーーーっと、そして、躊躇なくびりびり。
で、びりびりしたページはクリアファイルに入れて
「隙間時間」を見つけてちょこちょこ熟読する。
熟読したら、特に気になった部分があれば手帳に言葉を書き残したり、
ページごとノートに張ったりしておく。
「エッセンス」を抽出したら、どんどん手放していく。
本って、「情報が詰まったお茶っぱ」みたいなものだと思う。
「おいしいエッセンス」を抽出して体に取り込むことが大事。
全部を本の形として本棚に並べておくことが大事なんじゃなくて、
本に書かれている情報のひとつかふたつでも、
自分の血肉として身に着けていくことが、効果的な本の読み方だと思うの。
ページを破いた本の本体は、②「手放す本」に仕分けていきます。
で、大事なのが、その②「手放す本」の処理。
資源ごみとして手放す方法と、リサイクル(売る)の、大きく2通りに分けます。
ページを破いていたり、汚れが目立ったりする本は、早急にひもでしばってしまいます。
仕分けたまま放置しておくと、ずるずると置きっぱなしになっちゃうからね。
素早く、さっさとが大事でやんす。
もう一つの選択肢、「売る」ですが、
私は「メルカリ」等のフリマアプリは使いません。
理由はこちらに詳しく書いていますが、購入者とのやりとりや梱包、発送などの手間が、得られる対価に比べて膨大だと感じてしまうためです。
よーするに、私のような面倒くさがりには向かないのですメルカリ。
なので、私は「ブックオフ」一択。
今回は、97冊売れて、4100円になりました。
本棚にすきまができて、頭のなかもなんだかスッキリした気分になるから不思議。
「いまの自分」にとっての、必要な情報は何か?
じっくりと内面に向き合うことで、
これから学ぶべきこと、学びたいこと、新しく手に入れるべき本、が見えてくる。
だから、本棚の整理は定期的に。躊躇なく。
本棚も頭の中も、風通し良くいきたいな、と思うのです。