我が家は家を建てる時、玄関とリビングの間に、廊下を設けませんでした。
玄関とリビングの間の引き戸を開けると、すぐリビング、という間取りになっています。
玄関の上がり框から、リビングを覗いたところ。
疲れて帰宅して、玄関で靴を脱いで、
引き戸を開けるとすぐ、目に入るのがリビングなのです。
だから、この場所が散らかっていると、
一気に疲れが倍増します。
モウやってらんねーとなります。娘たちビビります。
だから、できるだけ「帰宅後」の自分の機嫌を取っておきたい・・・と、
「出かける前」の私は考えるのです。
「帰宅後」の自分をご機嫌にする方法の一つが、
リビング、リセット!!
床、テーブルに散乱したモノ、モノ、モノたちを
あるべき場所に戻しておく。
それだけでいい。
ちょっと余裕があったら、掃除機をかけて
テレビ台のほこりを払ったり、ついでに洗濯物を畳んだり。
「持ち物を減らして、収納術不要の暮らしを目指す」理由は、ここにある。
モノが少なければ、片付けと掃除が圧倒的にラクになる。
ありとあらゆる持ち物に、「帰るべき場所」を与えること。
工具、充電池、リモコンなど「ハード系」のモノたちにも…
ハンカチ、眼鏡ケース、メモ帳、キーホルダーにも…
ハンドクリームや塗り薬、ヘアピンケースにも…
それぞれのモノたちの大きさに見合った、
「帰るべき温かな家」を、用意してあげる。
仕組みができれば、片付けは単純なルーティンになる。
「家を出た」物たちを、それぞれの場所に「帰して」あげるだけ。
しちめんどうくさい「収納術」は、要らないよ。
モノたちよ、お片付けの時間だ。
GO!ホーム! STAY!ホーム!!
それだけでいいと思うの。
ちなみに寝る前にも「リセット」。
この作業は、「翌朝の自分」の、ご機嫌取りのためです。
片付けは「目的」じゃなくて、
愉快に過ごすための「手段」なんだと思う。