収納しないブログ

持ち物を減らして収納術不要の暮らしを目指す、ミニマル志向の30代。

「きれいな収納」に、意味はない。

「お片付け」するのは、何のため?

子供に尋ねられたら、どう答えますか?

いま、教育の場面でも「片付け」の効用が注目を集めているようです。

 

子供たちに「お片付け」を伝える、意味。

私は「選ぶ力」を伝えることだと考えます。

 

片付けって、持ち物をただ美しく並べたり、いろいろな収納グッズを駆使して隙間なく納めたりする、ことじゃない。

 

今の自分に必要か必要でないかを「判断」して、残すか手放すかを「選択」して、使いやすいように置き場所やしまい方について「思考」を巡らせること。

とても知的なプロセス、だと思うのです。

 

判断力、選択力、思考力。

これって、人生において、ものすごーく大事な要素。

 

毎日のお片付けは、こうした力を身に付けるためのレッスンだと思うと、親も子供もイライラせず取り組めるんじゃないかな、とも思うのです。

 

人生の時間は限られているし、欲しいものを手当たり次第に買っていたらお金も収納場所も足りなくなる。

そもそも、自分はどんな人生を送りたいのか?

どんな生活を送れたら、幸せだと感じられるのか?

時間やお金といった限られた「資源」の中で、

世間の「当たり前」に流されずに、本当に自分が心地よい、楽しい、幸せだと思える生き方を選ぶこと。

大袈裟かもしれないけれど、持ち物と真剣に向き合う経験を通して、子供には人生を「選ぶ」力をつけて欲しい。

 

例えば、長女(小3、9歳)のお小遣いは毎月1000円。

このお金で漫画を買うか、どんぐり共和国でヌイグルミを買うか、2.3ヶ月使わずに貯めて好きな服を買うか‥。

基本的に、小遣いで買うものには口を出しません。

モノとの付き合い方やお金の使い方について、真剣に考えて「選ぶ」経験をしてほしい。

失敗も、たーくさんしてさ。

 

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長女のピアノコーナー。

「選ぶ」のは、持ち物だけじゃない。

「習い事」も、そう。

我が家は共働きで、長女と次女にそれぞれいくつも習い事をさせる時間的余裕がない。

送迎できるのは、せいぜい1人ひとつ。

長女はピアノ、次女は英語。

いろいろやりたいことはあるのだろうけど、

「一番やりたいことを一つ」が、我が家の習い事のルール。もっとやりたいなら、自分でレッスンに通える年齢になってからね、と伝えている。

 

「手に入れたい人生のかたち」を思い描いて、そのために限られた時間とお金をどう使うか。

判断して、選んで、考える力。

そんな力を身に付けるのに、日々の片付けがじんわり効いてくるんじゃないかと期待しているのです。

 

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ただ単に、見た目きれいに「収納」することには、何の意味もない。

もっと広くてダイナミックな、人生に効く片付けを、子供たちに伝えられたらいいな。