持ち物を減らして「収納術不要の暮らし」を追求する
ゆたたんです。
界隈では定番となっておりますフリマアプリ「メルカリ」。
今更ですが、初出品してみました!
子育て系ミニマリスト、メルカリに初挑戦
どうして、急にメルカリ?
それは、職場の上司(50代女性)から、高校生の息子さんのジャージを出品したところ、5000円近い値段で売れた! という話を聞いたからです。
ジャージって、そんないい値段で売れるんや~!?
なにより年上の上司が、せっせと新しい技術を取り入れて楽しんで出品していることに
軽い焦りを覚えたのです。
フリマアプリ未経験のゆたたんも、
何事も挑戦! と、挑戦してみることにしました。
スタンスは「利益がほしいワケじゃない」「早く売りたい」
何を売りましょうかね?
納戸を見回すと、サイズアウトした長女のワンピース&ジャケットが目に入りました。
入学式や発表会で数回着用したものの、ほとんど着用感はなく
クリーニング済の美品です。
よし、これを売ってみよう!
早速アプリをダウンロードして、手順ガイドに沿って出品作業を始めました。
さすが人気アプリ「メルカリ」、初心者が戸惑わないように、写真をアップする手順から値段のつけ方、プロフィールや商品説明のポイントまで、適宜アドバイスしてくれます。
機械の指導に沿って全体・細部の写真をこまごまとアップし、アプリが「売れ筋」と勧めてくれた値段(約4000円)を設定し、いざ出品!
ちなみに、同じブランドの同じ服がいくつか出品されていたので、相場のチェックもしてみました。
倍近い値段を付けているものもあったのですが、私は「できるだけ高く売りたい」というよりも「早く売りたい(メルカリで品物を売るという経験をしてみたい)」というのが大きな目的だったので、かなりお買い得な値段を設定しました。
週末、ミニマリストの家に突然現れた色とりどりのマカロン(長女の工作・乾かし中)
母は君の洋服を、売ってやるぜぇ~!!
「値切り交渉」って、こんな感じかぁ~。気前よく値引き♪
待つこと半日。布団の中でうとうとしていると、携帯にお知らせが入りました。
購入を検討しているという方から、商品の細部の写真が見たいという要望と、値切りの交渉。
のそのそ布団からはい出し、写真を撮ってアップ。
利益が目的ではなかったので、数百円値引きしますと提案してみました。
「OK」とのことで、出品から約10時間後、初めての取引が成立しました!
やったー!
「メルカリに不向き」な私の特性
さて、無事初めての売却が完了したものの、梱包と発送の作業が待っています。
ネット上のQ&Aを参考にしながら、服に変なシワがつかないようにたたんだり、水濡れ防止のためにビニール袋に入れたり。手頃な箱を探して、丁寧に梱包しました。
う~~~ん、けっこう手間がかかるぞ? メルカリ。
写真を撮って出品、購入者とのやりとり、梱包…とにかく時間がかかる!
翌朝、コンビニに箱を持ち込んで発送作業は完了。
アプリに「発送完了」の報告を入れると、アプリのアイコン上に私をせかすように付いていた「やることリスト」の印が消えました。
一息つきつつ、コンビニのイートインコーナーで100円コーヒー(税率10%)をすすりながら、初めてのメルカリ出品体験を振り返りました。
そして、「私にはフリマアプリは不向きだな~」と、しみじみ感じたのです。
写真を撮って出品、購入希望者とのやりとりに梱包、発送の作業・・・
慣れていないこともありますが、とにかく、時間と手間がかかる!
「時は金なり」。「趣味」のように楽しめるのなら良いけれど・・・
メルカリって、一般的なリサイクルショップ(それこそ新品に近いブランド系の子供服なんかも、びっくりするほど安い値段でしか買い取ってくれない)に比べて高い値段で売ることができる代わりに、商品説明の作成や購入者との交渉、梱包と発送作業など「時間」をかけることが必要になってくる。
リサイクルショップに持ち込んだ品に、たいした値段がつかないのは、
商品の買い取り価格に、商品の陳列や販売を担うスタッフの「人件費」もろもろが含まれているからなんですよね。
買い取った値段に、こうした諸経費が上乗せされて店頭に並んでいる。
私には、不用品を手放す際に、メルカリ的な「手間」をかけることができない!
面倒くさくて!
使わなくなった時に高く売るために、購入時に付いてきた外箱をいくつも保管しておくマメさも持ち合わせていない・・・
て、ゆうか、空き箱とか速攻で捨てちゃうタイプ。
だって病的なレベルで、家の中に使わないモノを置いておきたくないんだもん。
メルカリを楽しめる人、上手に活用してお小遣いを稼げる人というのは、
こうした販売にかける手間や時間を「楽しめる」才能を持った人なんだと思う。
そして、ゆたたんは、残念ながら、その属性ではない・・・
「時は金なり」って思ってしまうから・・・
これからもきっと、「まだ使える不要なモノ」を手放すときは、リサイクルショップの持ち込みやボランティア団体への寄付といった手段を選ぶと思う。
二束三文の値段だったとしても、「手間と時間」がかからない方を選んじゃう。
今の私にとっては「時間>お金」。
こうした「自分の基準や価値観」を見つめ直すきっかけにもなった、
初のメルカリ体験記でした。