「家の顔」でもある、玄関。
風水などには疎く、あまり気にしていない私ですが、
玄関回りをすっきりと整頓し、風通しを良くしておくことは
精神衛生上とても大切なことだと感じています。
急な来客や、お届けものがあった際にも
慌てずに済みますよね。
靴箱の上には、つい可愛い雑貨など置きたくなってしまいますが・・・
ぐっとこらえて、壁にスワッグを吊るす程度に。
市販品ではなく、娘が手作りしたものです。
モノを手放す頻度が高い我が家において、
数少ない「子供の工作を飾るスペース」の一つとなっております。
円形のふた付きボックスの中には、鍵類やハンコなどを入れています。
「できるだけ、すっきりと」をモットーとしたい玄関回りですが、
実はここに置いておくと便利なアイテムって、
いろいろあるのですよね。
そんなわけで、家を建てるときに、
こんな感じの収納スペースを造ってもらいました
↓
扉付きの、プチ収納。
高さ110センチ、幅70センチ。
これが本当に、便利なんです。
てなわけで、扉、オープン!
↓
奥行は70センチくらい。
左右の壁部分には金属製のバーとフックを取り付け、
家族4人の傘と、屋外用のほうき&ちりとりを引っ掛けています。
奥に見える木製の棒は、玄関を水洗いする際に使う、
デッキブラシの柄です。
手前に置いているのは、布製スーツケース(黒)と、
週1で来てもらう食材宅配の保冷ボックス。
スーツケースは災害時の「非常持ち出し袋」を兼ねています。
必要最小限のモノがしまえる程度の小さな収納スペースですが、
重宝しています。
住宅情報誌には、玄関脇に大きな靴箱やコート掛け、園芸グッズやタイヤなどをしまっておける「ウオークインタイプ」の収納がよく載っています。
十分な広さがある家なら、それもゆったりとしていいなあと思うのですが、
予算の関係でそんなに広い土地は手に入れられなかった、我が家。
「小さい家」ながらもすっきり暮らすためには、
モノをできるだけ減らしつつ、
「適材適所」の収納スペースを造ることが大事!
これから家を建てるなら、
絶対玄関に置いておきたいモノは何?
そのためには、どれくらいの大きさの収納が必要?
を、よーく吟味してから、
実情に合った収納を設置するのがおすすめです。
声を大!にして伝えたいのは
「収納スペースは、広ければ広いほど良い!」というワケではない!!
と、いうこと。
収納スペースって、ともすると「(不要な)物置」になってしまいがち。
特に、ゆたたん実父母のように「捨てられないタイプ」の方にとっては、
モノをしまい込むための「免罪符」となってしまう危険性も孕んでいる。
むしろ、
「収納スペースは、ちょっと小さめ」
そのかわり、
「適材適所に、扉付きの収納」→目隠しや汚れ防止のためには「扉付き」であることは大事です。
これらが、今後のトレンドとなっていくのではないでしょーか。
収納スペースにおいては、「大は小を、兼ねない!」
「できるだけ大きく」「できるだけたくさん」を良しとする、高度経済成長期の感覚から、脱皮しよう!
「小さめ」「少なめ」を心掛けることが、
かえって「すっきりした暮らし」への近道ではないかなと
思うのです。