お風呂の洗剤を入れていた、
プラ製の詰め替えボトルが、壊れた!
掃除中に浴室の床に落としてしまい、ぴしっとヒビが入ってしまったのです。
無印良品で買ったボトルだったので同じものが欲しかったのだけど、
ゆたたん家からちょっと遠いのです無印。
良きものはないかと、近くのニトリに行ってみた。
いい感じのシンプルスプレーボトル、見つけた。
180円(税抜き)の、お手頃ボトル。買い!
ニトリ、普段あまり行かないので
娘と一緒に広い店内を、一巡り。
タオル、食器、家具などがずらりと並ぶ通路。
品定めをする人たちで、ひときわにぎわっていたのは、やはり・・・
大小さまざまな「収納グッズ」がひしめく、お片付けコーナー。
衣類をしまうクリアボックスに書類整理用のファイル、
仕切りの付いた小物ケースや、多用途に使えそうなシンプルなかご・・・
「お片付け熱」、いやがおうにも高まるよね!!
「収納しない」を標榜する弊ブログの筆者(私)も、
ついあれこれ手に取ってみたくなっちゃうよ~。
でも、買わないのさ!
なんとなーく買って、いつの間にか増えている「収納グッズ」こそ、
私が追い求める「収納術不要の部屋」への道を遠ざける、
「罠」だったりするのです。
それは、なぜか?
お片付けの手順が、違うから。
好みのデザインの洒落た「収納グッズ」をそろえるのは、片付けの一番最後の手順。
ケーキ作りでいうなら、いわば最後のデコレーション。
かわいい口金で生クリームを絞る前に、土台となるスポンジケーキを焼くのが先でしょ!
と、お菓子作りなど一切しない私が言ってみる。
「片付け」においては、
まずやらなきゃいけないのは、
持ち物をざーっと床に並べて、
「要・不要を分ける」作業。
次に、「不要なモノを手放す」作業。
必ずしも捨てる必要はありません。
リサイクルショップに持ち込んだり、寄付したり。
「手放す」ことは、今の自分には必要がなくなったモノたちに、
ありがとう、と、さよならを伝える作業だと思うのです。
そして残った、自分の暮らしに必要なモノを、
家事動線や使用頻度を考えながら、「配置」していく作業。
そして、日々の暮らしのなかで、より使いやすい場所と置き方はないか?と
「改善」していく作業。
これらは、持ち物に「居場所を与える」作業です。
なんだかしっくりこないな・・・
使いにくいな、取り出しにくいな・・・と感じたら、
何度だって「引っ越し」をすればいい。
家の中で置く場所を動かすだけだから、手間も時間もそんなにかかりません。
そして、「ここだ」という場所が決まったら、
晴れてニトリへ行きましょう。
ゆっくり「収納グッズ」を選びましょう。
「収納」は、片付けの一番最後のお楽しみ。
ご褒美みたいな作業だと思うのです。
自分好みのデザインの、しゃれた収納グッズを買うのは、
地道な片付け作業の一番最後。
ケーキ作りのデコレーション。
持ち物の選別をする前に、
コンビニの棚に並ぶ、
「収納グッズのカタログ」を買うのも待ったほうがいい。
考えずに買った収納グッズは、新しいゴミになってしまう危険をはらんでいる。
そして私が目指すのは、
収納術すら不要の部屋。