ゆたたんの家の1階には、2つの「ごみ箱」が置いてあります。
リビングに、ひとつ↓
そして、キッチンに、もうひとつ↓
どちらもオランダのメーカー「ブラバンシア」の白。
サイズ違いで10年ほど前に購入したものです。
並べてみましょう↓↓↓
大きいほうは、女性の腰くらいまである高さ。
容量たっぷり。
こちらは、次女が生まれたときに、
「使用済みの紙おむつ入れ」として購入したものです。
おむつを取り替えたら、薄手のビニール袋に入れて口をしばり、
ブラバンシアにぽい。まとめて、可燃ごみの日に出していました。
密閉度が高くてニオイが漏れにくいので、重宝しました。
おむつが外れた後は、消毒して、生ごみ入れとして活用していました。
生ごみは古新聞に包んだ後、やはりビニール袋にくるんで、ブラバンシアにぽい。
可燃ごみの日にまとめて出す、という流れ。
で、このたび、この「大きい方」のブラバンシアを、手放すことにしました。
生ごみを入れておくには、ちょっと容量が大きすぎて、使い勝手が悪くなっていたのです…。
手を奥に突っ込まないと、生ごみを包んだビニール袋を取り出せない。
それなら、リビングの小さい方をキッチンに移して、
大きい方は「これまで長い間、ありがとう」の思いを込めて
手放そう、と決心しました。
丁寧に外側を拭いて、
内側の筒は取り出して、浴室で洗剤をかけて洗い流して。
きれいに磨いて、
「卒業」を祝う気持ちで。
大切な時を共有してきたモノとの別れは、潔く、心を込めて。
いままで本当に、ありがとう。
娘との時間を彩ってくれたこと、忘れないよ。
今までより、小ぶりなブラバンシア(これまでリビングにいたもの)が
キッチン用に収まりました。
「今の生活」にちょうどいい形に、
日々、モノの持ち方を見直して、
手放すものは、手放していく。
暮らしを「回していく」ということ。
手放す時は、ちょっと後ろ髪を引かれるけれど、
ちゃんと「ありがとう」を伝えられたら、
気持ちよく別れられる、はず。